高価なものが教えてくれたこと
基本的にちょっと優柔不断です。
何か買おうかとなるといや待てよ、本当にそれが必要なのかもう一度考えて……っていつまでも売り場をグルグルしているタイプ。
以前の収集癖を思うとわたしにはそれくらいが丁度いい。
服ならまずそれは自分のシルエットに合うのか、今手持ちの服とどう合わせるのか。
今の手持ちに代用できるものはないのか、ヘビロテする自信はあるのか、等々。
おかげさまで無駄な買い物は減りました。
しかし先日こんな事が起こりました。
トータル10万をすぱっとお買い上げする。
貧乏OLの10万円はものすごく貴重です。本っ当ーに貴重です。
ちなみにこの時の品物はiPadとApple pencilでした。
値段を見て一瞬引いたものの、あらゆるレビューを参照した後に私がこれを使わないわけがない!という謎の自信から悩み出して3日で手に入れました。
結果的に物凄い満足度。触らない日はありません。今もこれをiPadから書いています。
さらに先日手に入れたコンデジ、これも探し始めてから買うまでが凄く早かった。
iPadほど高価では無いとはいえ小さな買い物でもないのに、こちらもレビューをこれでもかと読みあさってからたったの2日で。
決してお金をたくさん持っているわけではありません。
現に今、友人に勧められた1,000円しないゲームアプリを買い渋っているくらい(笑)
自分でも高価な買い物をほぼ悩まずに終えてしまったことに少々驚いたのですが、これは私が買い物をする上で重要な指針になるのではないかとふと思いました。
自分の好きなこと・必要なことに直結する買い物であれば高かろうとあまり悩まずに手に入れられる。
逆に、自分にとって必要なのか断言できないものは安かろうとじっくり悩まないと手に入れることができない。
自分にとって必要だと判断したものへ頭が即座にゴーサインを出してくれるとするならば、迷いが生じるものは少なくとも今の自分が必ずしも欲しているわけではないのですよね。
必需品を買うときは「これが必要だから買おう」とお店を見て回ります。同系統の品物で迷うことはあれど、欲しいものは決まっているので最終的には必要なものが手元に残ります。
ウィンドウショッピングは大好きです。
色々な商品を見ることは情報収集にも繫がるし、そこから興味のある商品に出会える事も多いです。
でも、今後は買う前に一呼吸置いて、少しでも迷いの生じた品物は落ち着いて一度棚に戻すことを心がけようと思いました。
『本当に必要なものなら即決できるはず!』
常に頭に置いて、精度の高い買い物をできるようになろうと思います。
限られたお気に入りに囲まれて暮らすための第一歩です。