美容師さんに教えてもらったこと
今日は髪を切って染めてきました。
私の髪は放っておくと右側(向かって左側)が凄くハネます。
それは髪を短くしてから本当に顕著で、毎日巻いてセットしないと悲惨なことに。
美容師さん曰く、髪の片側が跳ねるのは『あるある』だそうで
つむじを中心としてぐるっと生えている以上は仕方のない事だそう。
それでも雨の日のような、ヘアセットがすぐにダメになってしまう気候は非常に困りもの。
朝から苦労して巻いているのに駄目になるのは一瞬です。
手をかけたはずなのに、中途半端に崩れて「最初から何もしない方がマシだったんじゃ…」なんてなることもしばしば。
そんな話をしていたら美容師さんが一言
「セットする時に巻かずに、跳ねない方の毛先をワックスで崩してしまえばどうでしょう?あえて全体を無造作にしてしまえば跳ねが目立たないかもしれませんよ」
木を見て森を見ずって言葉を思い出しました。
その発想はなかった。駄目だと思い込んでいた方に合わせるというその発想!
今日はそんな感じにセットしてもらったのですが、まぁ結果的に言うと癖が強くて無造作は上手くいかず、自分では雨の日にたまに試す程度かな……という結論に至ったのですが。
髪がどうだったよりそのアイデア、頭の柔軟さが私には無いものだったので衝撃を受けたのでした。
できないもの、できないことにあえて合わせる。
そういえば最近、大きくて使いこなせていなかった手帳カバーを好きなサイズにカットしたんです。使える大きさにしてしまうことで使うことに抵抗がなくなり、たくさん活用できるようになりました。
これって同じことですね。
できないことを嘆く前に、まずできない自分を認めてそこから対策を練る。
うまくいかないなら別の方向から同じものを見てみる。
普段忘れがちな大切なことを、思わず美容師さんから教えてもらうことができたのでした。
頭柔らかく生きねばなあ。